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三回忌(参回忌、3回忌)、ここからの年忌とされる、仏教側から指し示す供養の機会はすべて○回忌と呼ばれます。お亡くなりから丸二年が経過、三回目の忌日がやって来ました。足掛け三年なので三年忌と呼ばれることもありますが、多くの場合は三回忌(参回忌、3回忌)で統一されているかと思います。

そしてここまで、三回忌(参回忌、3回忌)までがほぼほぼ長い期間が空かず、丸二年の間に立て続けに「やらなければならない」と思わされている(誤解されている)供養から、この供養で解放されます(笑)。

七日ずつを数える初七日(しょなのか、しょしちにち)、二七日(ふたなのか、にしちにち)、三七日(みなのか、さんしちにち)、四七日(よなのか、ししちにち)、五七日(いつなのか、ごしちにち、さんじゅうごにち)、六七日(むなのか、ろくしちにち)、七七日(なななのか、しちしちにち、しじゅうくにち)、ここまでで約50日。そこから同じくらいの50日が開いての百箇日(100ヶ日忌)、そこから260数日後の一周忌(1周忌)、そして一周忌(1周忌)から丸一年で三回忌(参回忌、3回忌)です。

まぁ、初七日忌について現在の多くは、お葬式(葬儀)に引き続いて行なわれるのがほとんどですし、その後の七日ごとの法要は、主に七七日忌(尽七日忌、四十九日忌、49日忌、満中陰)を行ない、時に三月跨ぎ(みつきまたぎ:埋葬<納骨>までの期間が足掛け3か月になることを忌み嫌うこと。

3か月に掛かるということで、長い期間という心象を持たれるのが良くないという囚われがあるのではなかろうか)を避けるために五七日忌(三十五日忌、35日忌)を行なうケースはあるものの、他の七日ごとの法要は、現代の暮らし方や住まい方においては、現実的でなく、行なわれなくなって久しいですね。

そして、その先の年忌は4年先の七回忌(7回忌)、その先は6年空いて十三回忌(13回忌)、そしてその先はというとなぜかまた4年に縮まり十七回忌(17回忌)、そしてまたまた6年に延びて二十三回忌(23回忌)、またしても4年に縮まり二十七回忌(27回忌)、そしてそしてまたもや6年に延びて三十三回忌(33回忌)。

現代においては、この三十三回忌(33回忌)で供養止めとされるご家庭が多いようです。
でもどうして、だんだん延びてきた十三回忌(13回忌)までから、また4年に間隔が縮まり十七回忌(17回忌)、そしてまた6年開いて二十三回忌(23回忌)…。なぜ、三七三七三…と繰り返し行うようになったのでしょうか?

十三仏の考え方に従えば、年忌と呼ばれる法要の機会は、一周忌(1周忌)、三回忌(参回忌、3回忌)、七回忌(7回忌)、十三回忌(13回忌)、そして三十三回忌(33回忌)のはずなのですが、三七三七三…と繰り返し行われるようになるのには、実は理由があったのです。

江戸時代まで時代を遡ると、すべてのお宅がいずれかのお寺の檀家にならないといけない時期(寺請制度:現在は名残の檀家制度となった。寺請制度下においては、お寺は現在の役所、役場のような役割も兼ねていて、異教とされるキリスト教徒になるのを咎め、厳しく罰した《キリシタンの締め出し》時代背景もあって、お寺はそうした役目のもとに町民、村民の管理もしていた)がありました。

檀家となると寺を支えるための担いも同時に託されることにもなり、寺を支えるお布施の多くは物納(米や野菜など)や金品でされていましたが(現代ではそれがほぼほぼ金銭になった)、その布施を受ける機会も多くあれば寺側も助かりますし、十三仏でも示されたように、十三回忌(13回忌)の後三十三回忌までに20年も空くと、供養する側の人たちにとっても、故人(先亡縁者)にしっかり向き合う機会やゆっくりと思いをいたすことが無いことで、供養や回向はどうしたらいいのかと不安になったりもあったのではないかと推察できます。そういった思いが双方ともに合致した形で、間の十七回忌(17回忌)、二十三回忌(23回忌)、二十七回忌(27回忌)も営まれるるようになっていったのです。

さて、話は戻って三回忌(参回忌、3回忌)ですが、西方極楽浄土おわします阿弥陀如来様の徳とお力添えによって導き護られ故人が浄土にあると感じ、生前にやってしまった悪業や、至らぬところや欠けたところもあって人間ですが、その悪業や至らぬところ欠けたところの一切を、包み込み、赦し、阿弥陀様のご法力を以って、仏としての歩みを安穏に続けられることをご遺族が念じながら、同時に、生前の故人(先亡縁者)からいただいた優しさや温かさ、そして時には厳しく諫められたことなども含め、故人への感謝を向け、極楽浄土での安らかなることを祈り合わせ、さらには自らの命の有難さ、そして今在ることも当たり前でなく、故人のお見守りのお蔭であると感じつつ、法要を営まれると、とても意味のある素晴らしい法事の機会になるかと存じます。

そんな法要が行ないたいとお思いの方は、ぜひ、おぼうさんどっとこむをご用命ください。

共に考え、共に創るを旨として、おぼうさんどっとこむはみなさまの想いのカタチにするお手伝いをさせていただきます。

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