位牌について
白木位牌
本位牌
本位牌は仏具店で用意をするものですが、どこで購入したらよいかわからない、という方へ仏具店の紹介を行っています。ご紹介の場合は10~30%の割引にて購入することができますのでご希望の際はお問い合わせください。
位牌は木の板に故人の戒名、没年月日、年齢を記し仏壇などに安置するものです。一般的に仏壇に安置する位牌を「本位牌」と呼び、葬儀で使われる位牌を「白木位牌」と呼びます。
白木位牌は「仮の位牌」であり、葬儀を終えた後に本位牌に作り替え、白木位牌はお坊さんによってお焚き上げをします。
位牌とはどういったもの?
位牌には戒名、俗名、逝去日、年齢などが記されます。位牌には故人様の魂が宿るとされていますが、宗教、宗派によって考え方はさまざまです。
位牌が無くても皆様の心の中に故人様がいるのであればいつどこでも供養をすることができます。しかしながら対象物がないと供養をすること、想い出すことが難しいといったことがないように位牌として形あることが大切だとされています。
位牌の種類について
位牌にはさまざまなデザインや材質のものがあります。価格もお求めやすいものから高級なものまで様々ですので、お好みのご予算でどのようなものを選んでいただいても構いません。種類としては代表的な「塗り位牌」と「唐木位牌」といったものがあります。
塗り位牌は漆を丁寧に塗り仕上げたシンプルな位牌ですが、塗り方や工程によって違いが出ます。
唐木位牌は高級な黒檀、紫檀から作られる位牌で、耐久性に優れ、また金の装飾などないため落ち着いた雰囲気になります。
大きさも注意が必要です。目安としては仏壇に入る大きさを選ぶのが無難です。事前に仏壇の内寸を測ってから仏具店に相談したほうがスムーズでしょう。
故人様が増えた場合は
供養する故人が複数いる場合は仏壇に位牌は収まりきらない場合もあるでしょう。その場合は位牌を「繰出し位牌」に作り替えることをお勧めします。
繰出し位牌は薄い板状のものに故人の戒名等記し一つの位牌の中に複数入れることができます。最大で8~10程の故人をまとめることができるため、先祖の数が増えてきた際に検討するのが良いかと思います。