代表プロフィール
株式会社 おぼうさんどっとこむ
代表取締役 林 数馬
学歴
1985年 3月 |
群馬県立桐生高等学校卒業 |
1986年 4月 |
大正大学仏教学部仏教学科入学 |
1990年 3月 |
大正大学仏教学部仏教学科卒業 |
1990年 4月 |
大正大学大学院文学研究科修士課程入学 |
1993年 3月 |
大正大学大学院文学研究科修士課程修了 |
職歴
1993年 4月 |
社会福祉法人 大蔵会 桐生北保育園 奉職 |
1994年 3月 |
社会福祉法人 大蔵会 桐生北保育園 退職 |
1994年 5月 |
宗教法人 南照山 久成院 奉職 |
1999年 8月 |
宗教法人 南照山 久成院 退職 |
1999年11月 |
宗教法人 當麻山 泉蔵院 奉職 |
2004年 9月 |
宗教法人 當麻山 泉蔵院 退職 |
2004年12月 |
株式会社 おぼうさんどっとこむ 設立 |
僧侶となるべき経歴
1986年 6月 |
群馬県桐生市 眼亀山 最勝寺本堂にて師僧 伯父 小出 行圓師の下、高木 行照師を授戒師として得度受戒法名「行摂」(ぎょうしょう)を授かる。 |
1988年 9月 |
比叡山 延暦寺 行院にて 四度加行満行 |
1991年 9月 |
比叡山 延暦寺 法華総持院 灌頂堂にて 入壇灌頂 |
1991年10月 |
比叡山 延暦寺 戒壇院にて 円頓受戒 |
1991年10月 |
比叡山 延暦寺 講堂にて 豎儀遂業 |
2019年 7月 |
常樂寺 法嗣 少僧都 |
ご挨拶
戦後日本の経済発展は、アメリカに「Japan as Number1」とまで呼ばれました。
しかし、私たちは、経済だけを豊かさと捉えた結果、人としての心に歪みが生まれている、そんな時代を迎えているのではないでしょうか。
陰惨な事件・政治の不信・失われつつある日本人としての誇り・・・。
私はこれまで長年に亘り、仏事を通じ、社会に対し様々な奉仕活動を行ってまいりました。
しかし、あるべき仏の道とはかけ離れた現状を知り、多くの挫折も経験しました。
日本には、憲法で「信仰の自由」が約束されています。
しかし、国家に擁護されている業界でありながら、ほんとうに世のためになっていないようなケースも見受けられました。
お蔭様で弊社も創業から16年目を迎え、また世の中の経済状況は、徐々に好況へと変わりつつある話も見聞きするようにもなりました。
そして戦後70年の節目を越え、弊社も創業期、第三創業期を経て、大きく変容する改革期に差し掛かって参りました。
この15年で、葬儀業界、僧侶紹介および派遣の在り方も一変してしまいました。
私がその錆びついた扉をこじ開けるようにして、旧態依然の悪習渦巻く中に飛び込んでいったのも、「この国から仏教を廃れさせてはならない」との強い思いからでした。
しかしながら、寺院が宗教法人として提供し得るサービス(奉仕、学習、祝祷、弔事等)のすべてを、心を見失なわずに行なうべく邁進してきたつもりでしたが、顧みるに、資本さえあればうわべの体裁を整えるのはたやすく、しかも先にお金ありきの対応をして憚らない企業や組織にその「やり方」を模倣されるという残念な流れは、収奪する者たちの値下げ合戦の様相を呈するまでになってしまいました。
そこで私たちは今一度原点に立ち返り、企業理念でもある『心豊かな人があふれる社会を創る』の意味を深く深く考えた結果、お客様の想いと弊社の想い、そして対応する「人」としての僧侶、神職の想いを一つにすべく、他では行なえない「煩わしさへの挑戦」をして行くことを選びました。
人の生き死にに関わるお仕事をさせていただくにあたり、その「煩わしさ」「面倒」を排除することは最良のご提案を遠ざけてしまうのは当然のこと。ましてや「金銭的利益」を先に置くから、お客様の想いは”そっちのけ”になる。そういった反面教師的な組織の台頭により、「煩わしさ」「面倒」を遠ざける会社になっては「心豊かな人があふれる社会」の実現は不可能であると気づかされたのです。
お客様の「想い」をしっかり聴き取りすることで、弊社の応え得る最善とは何か?そして最適とは何か?を考え、お客様に最良の提案をするために、さらに感じ取る力もスタッフ一同の協力により向上させることが可能であるとも思うものです。
最良の提案は、時代・環境・人を通して、最適な費用でなされるもの。
そう信じて、弊社は11期目に、世の中の経済動向と想いを請け負うことに注力するために、弊社としての最善の道「費用改定」(値上げ)を断行いたしました。
ただ、それにより弊社のご利用をあきらめられる方が出ないよう、ご相談の窓口を設けるなど、継続経営へ向けての自助努力と共に、スタッフ全員が頭を悩ませながらも、これが最善最適最良だと思える費用を15か月の時間をかけ導き出しました。
そして、弊社をご利用くださるみなさま方へ向けて、さらに品質の良いサービスを提供すべく、ご要望の多かった内容も加味して、このたびの改革への一歩を踏み出したのです。
みなさまが歓びと幸せに包まれ、愛を感じながら生きて行かれるために、死を忌み嫌うことなく、安心して最期までを生き切られるためにも、おぼうさんどっとこむは「時の世を生きる人の下支え」となるべく、今後も最善最適最良なる提案を、恒に創り出して参ります。
引き続きましてのご指導ご鞭撻、期待を込めた叱咤激励を重ねてお願い申し上げます。
至心合掌
株式会社おぼうさんどっとこむ 代表取締役
