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清々しい晴天の中

おぼうさんどっとこむでは2月最後の28日に、

毎月恒例の護摩(ごま)を代表の林が行いました。

お客様からお申し込みいただいたお札の祈願や、

仏具等のお焚き上げなども行っています。

実はこの護摩壇、

見ての通り野外に設置されています。

通常の護摩壇は屋内にあることが多いのでめずらしいのですが、

とにかく天候に左右されます。

夏は暑いし冬は寒い。

護摩は28日と決まっているため、

その日が雨でも雪でも基本的には行います。

私(おぼうさんどっとこむスタッフ)が見ていても

大変そうだな~と思うのですが、

その中でも林は毎回顔色一つ変えずに勤め上げています。

 

そもそも護摩(ごま)って何?

という方も多いと思いますので簡単に説明させていただきます。

 

 

護摩とは

 

梵語でホーマといい〈焚く・焼く〉などの意味を持ち、

火を使う儀式のことです。

釜の中で火を焚き、

燃える炎の中へ米や胡麻、

御香などのお供え物を投じ、

経文を唱え念を込め焚き上げます。

その煙が天にのぼり、

諸天善神に届きますと、

供養の功徳に力を倍増し、

地上の人びとにご利益を与えると教えられています。

このご利益がある日を「縁日」と呼び、

護摩の功徳を司る不動明王の縁日は毎月28日と決まっています。

 

不動明王とは

 

「お不動様」として親しまれている不動明王。

一見怖い表情をしているので、

印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

そもそも不動明王をはじめとする仏像は、

仏教を開いたお釈迦様の姿を現したものだとされてます。

世の中の人々を優しく、時には厳しく正しい方へと導いてくれます。

信仰の対象として時代とともに様々な仏像が生まれ、

役割ごとに「如来」「菩薩」「明王」「天部」

の4つに分けられるようになりました。

不動明王もそのうちの一つですが、

「一切の悪を許さず、仏の教えに従わない者を救済する」

という役割を担っています。

他の仏様は優しい顔をしていますが、

「明王」のみが怖い顔をしています。

優しい仏では言う事を聞かない人もいます。

そういった人にも救いの手を差し伸べるためには

「怒るしかない」ということですね。

 

不動明王の特徴

 

 

右手には煩悩を断ち切る剣。

左手には人々を救う縄(けんさく)を持っています。

そして特徴的なのは目です。

天地眼(てんちがん)といい、

右目は天を、

左目は地を見ています。

世の中の全てを見渡しているということが表現されています。

但し、全ての不動明王がこの目をしているわけではなく、

仏像が作られた時期によっては真っ直ぐ見ているものをあり、

これは平安時代中期以前に作られたものが多いとされています。

顔を見ていつの時代のものかわかるのも面白いですね。