本日はおぼうさんどっとこむ法要施設にて
M様の49日忌法要を執り行いました。
お客様は昭島市内の方で、
ホームページでお知りになられたとのこと。
法要施設にはあまり多くの人数は入れませんが、
こじんまりと10名以下の法要におススメです。
今回は曹洞宗の僧侶S師が、
法務を勤めさせていただきました。
やわらかい語り口調と、
重低音の迫力のあるお経がお客様からも人気の僧侶です。
開式前にS師がお話しした内容を、
かいつまんでご紹介したいと思います。
49日忌法要について
皆様ご存知のとおり、
仏教の世界では亡くなりましたら仏様となり、
皆様を見守り導いてくださると考えられています。
ただし、亡くなられた直後に仏様になるわけではありません。
葬儀の後、あの世に向かう途中に、
さまざまな仏様(お釈迦様や観音様、閻魔大王など)の修行、面談が行われ、
それが終わると仏様となられるのです。
その修行や面談は1人1週間くらいかかると言われます。
修行、面談をする仏様は7人います。
7人で7日間の修行や面談をするので、
7×7で49日かかると言われ、
その最後の日は本日49日忌にあたります。
これから行う法要は仏の教えをいただくものとされます。
仏とは今回の場合は故人様。
法要は故人様の教えをいただくという意味でもあるのです。
では亡くなったからどう教えをいただくかというと、
今では言葉にしていただけないので、
皆様が集まって故人を思い出し、考えていただく。
そこから学んでいただくことが法事の意味の一つです。
皆様はこれからさまざまな場面、
大事な場面で選択を迫られ困ることもあるでしょう。
そんな時に故人を思い出していただき、
故人ならどうするだろう・・・
こう答えるだろう・・・
と感じてもらうことが大切です。
これが皆様にとっての仏の教え
皆様にとっての仏教となるのです。
仏教というのは「さとり」の宗教といわれています。
さとりとは「気づく」ということです。
亡くなられた後、
一定期間思い出していただき、
教えに気づくことができる。
49日忌のお経中は、
そのようなことを意識して供養をしていただければと思います。
【おぼうさんどっとこむ法要施設 M様法要】
本日はおぼうさんどっとこむ法要施設にてM様の49日忌法要を執り行いました。
今回は曹洞宗の僧侶S師が法務を勤めました。やわらかい語り口調と、重低音の迫力のあるお経がお客様からも人気の僧侶です。<続きはこちらから>https://t.co/PB3ga7oHPF pic.twitter.com/B8jbmDYbda
— 【公式】おぼうさんどっとこむ (@obohsan013) March 6, 2022