お寺の始まりは?
仏教発祥の地インドでは
お坊さんが修行する場所としていた岩山を切り開いた洞窟が
最初の「寺」の始まりと言われています。
その後、仏教が中国に伝わり、
中国で「寺」という名称が確立されるようになります。
本来、中国で「寺」は「役所」という意味で使われていました。
その寺をインドからやってきた僧侶達の宿として提供しており、
次第にその場所を拠点として布教活動を行っていたことから
「仏教を広める場所」とされるようになったそうです。
お寺がお墓の管理をするようになったのはいつから?
日本の仏教が死者の弔いをするようになったのは鎌倉時代以降の話しです。
さらに江戸時代以降「檀家制度」が始まってからはお寺との結びつきが強くなったことで、
この頃から誰もがお墓を建てるようになりました。
檀家制度って何?
檀家制度とは、お寺に供養ごとやお墓の管理をしてもらう代わりに経済的支援などでお寺の支えることを言います。
庶民とお寺の関わりが強くなったのは江戸時代に行われた
「寺請制度」がその始まりと言われています。
その制度とは、幕府がキリシタン締め出しのために行ったもので、
庶民は檀信徒として必ずどこかのお寺に所属しなければならなりませんでした。
また当時のお寺は役所の役割もはたしていたため、
強制的に檀家になるしかなかったと言えます。
そこから現代にいたるまで檀家制度が引き継がれていますが、
最近では「檀家制度崩壊」と言われるようになり、
人々とお寺の関わり方も大きく変わっているのが現状です。
お寺の数はどのくらいあるの?
日本に存在するお寺の数は約7,700寺とされています。
これだけお寺があるといことに驚きですね。
ちなみにコンビニの数は約50,000店。
なんとコンビニよりお寺の数の方が多いのです。
さらに驚くのはそのうち20,000寺が「空寺」。
つまりお寺に住職が不在という事実もあります。
お寺の数がコンビニより少なく感じるのは生活における需要に違いですね。
お寺の始まりについて・・・
仏教発祥の地インドではお坊さんが修行する場所としていた岩山を切り開いた洞窟が最初の「寺」の始まりと言われています。
その後、仏教が中国に伝わり、中国で「寺」という名称が確立されるようになります。
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— 【公式】おぼうさんどっとこむ (@obohsan013) January 3, 2022