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終活とは

「終活」(しゅうかつ)は比較的新しい言葉で、

「人生の終わりに向けた活動」

という意味を略して使われています。

考え方として以前からあったものですが、

2012年に流行語トップ10に選ばれたことから多くの人が関心を持つようになりました。

終活という言葉自体が「造語」であるため、

とらえ方は人それぞれでよいと思います。

しかし、言葉だけが一人歩きして、

「死を目前にした人が行うもの」

「残される家族のために行うもの」

という認識だけになっていないでしょうか。

ここでは、おぼうさんどっとこむの考える「終活」と

一般的な「終活」を合わせて紹介させていただきます。

 

終活は自分のためにするべき

 

終活は

「家族に迷惑をかけたくない」

「自分のことは最後まで自分が責任で持ちたい」

と思ったことで始められることが多いかと思います。

しかし、本当にそれだけで良いのでしょうか?

人間は生まれた時から死に向かって時を進めています。

それを意識するタイミングは人それぞれですが、

終活が「人生の終わりに向けた活動」

という意味であるのならばそれは早い段階で行うことで

「自分自身の生き方」を振り返り、

見直すことのほうが大事なのではないでしょうか。

もしも「人生の終わり」を意識するのなら、

残りの人生をいかに有意義に過ごすか

に焦点を当てていただければと思います。

 

「今を生きるための活動」=「生活」

 

私たちは、終活=「生活」であるべきと考えます。

誰しも「人生を豊かにしたい」

「充実した生活を送りたい」

と思うのではないでしょうか。

中には「自分の人生は恵まれていない」

「何をしてもうまくいかない」

ということに閉塞感を覚えている人もいます。

しかし、人は生きていること自体が「あたりまえ」ではありません。

さまざまな奇跡や運命を経て存在しているはずなのに、

その有難みを感じている人は少数といえます。

一方で、終活を始める人、終活に興味があるという人は少なからず自分の人生について考えます。

人生について深く考えること、

より良いもにしようとすること、

それこそが生活の一部となり、それが「終活」なのです。

 

エンディングノートで人生を振り返る

 

終活の一つとしてよく取り上げられるのが

「エンディングノート」です。

エンディングノートとは、

自分が話すことが出来なくなった場合や亡くなった際に、

遺族に財産のこと、

延命処置のこと、

その他伝えたいことを書いておくことができるノートです。

ノートの多くは幼少期から今に至るまで文章にして振り返ることができるページが存在します。

終活のタイミングでもないと普段から人生を書き起こして振り返ることはなかなか無いのではないでしょうか。

ちなみに、このエンディングノートは法的な効力はありません。

数多くのエンディングノートが世の中に存在しますが、

項目があり書きやすいというだけですので、

一般的に売られている無地のノートなどに書いていただいても構いません。

 

終活と仏教

 

仏教と聞くと

「少し難しそう」

「宗教はちょっと・・・」

と思う人もいるかもしれません。

また、仏教はお葬式やその後の供養に関わるものであって、

「今の自分には関係ない」

と思うかもしれません。

しかし、仏教はまさしく「終活」そのものなのです。

仏教は「人生は苦しみがつきまとい、思い通りにならないもの」ということを知り、

それを解決することが大きなテーマとなっています。

お坊さんは「法話」という形でその教えだったりヒントを皆様に伝えているのです。

 

残される人のために考える終活

 

終活はご自身の人生を豊かにするためにしていただきたいとお伝えしてきました。

しかし、残される家族のために事前に準備をしておくこともとても大事なことです。

どういったことを考えておかなければならないか、

エンディングノートに何を残すとよいのかをお伝えします。

 

  • 最期のこと

病気が進行すると意思疎通が難しくなるケースがあります。

どこで最期を迎えたいか、

残された時間をどのように過ごすか、

など意思を尊重してもらうためには、

治療方法や告知の有無、

延命治療を希望するかなど、

家族が判断を迫られた時にご自身の希望を伝えておくことが大切です。

縁起の悪い話しをしたくはないと家族に言われることもあるでしょう。

しかし、気軽に話すことができたり、

文章に残し、伝えておくと家族も将来的に安心できるのではないでしょうか。

 

  • 財産のこと

一度ご自身の財産を見直すことで、

忘れていたものや財産と思っていなかったものまで把握できるかもしれません。

ご自身の財産はお亡くなりになられた後に相続されることとなります。

よく聞く話しですが、

親族で揉める原因が相続トラブルです。

きちんと整理をした上で誰にその財産を相続するかを決めておくことが大切です。

また、さまざまな理由から事前に贈与しておくことも一つの手です。

相続、贈与の手続きは複雑なので行政書士等の専門家に相談されることをおススメしております。

 

相続相談

 

  • お墓のこと

既にお墓を購入してある場合は問題ありませんが、

入るお墓がない場合はどのようにして供養をしてもらうかを決めておいたほうが良いでしょう。

お墓にもさまざまなタイプがあり、

お墓を持たずに散骨や樹木葬といった選択肢もあります。

また、お墓はあっても後を継ぐ者がいない場合ケースが近年急増しています。

その場合は生前のうちに「墓じまい」をすると良いかもしれません。

多くのお寺や霊園などでは跡継ぎがいなくなった場合に永代供養を行っています。

 

  • 葬儀のこと

葬儀にかかる費用は、

行う形式や方法によって大きく異なります。

「こんなはずじゃなかった」

「言われるがままで高額になってしまった」

という話しが後を絶ちません。

なぜそのようなことになるかといいますと、

事前に葬儀の見積りを取らない人が多くいるという現状があります。

不幸なことを考えたくないという気持ちもわかりますが、

事前に準備がないと、

突然のことに混乱し、

冷静な判断が出来ないということになってしまいます。

ご遺族の負担にならないよう、

万が一の場合に依頼する葬儀運営会社を決めておくこと、

事前の見積りを取っておくことはしておいたほうがよいでしょう。

おぼうさんどっとこむの葬儀運営

 

最後に

私たちおぼうさんどっとこむでは終活は

「生き方を見直し人生をより良くする活動」

と捉えています。

そのために、「仏教」を通じてお伝えしたいことを発信させていただいております。

不定期で開催しております

法話会

座禅会

写経会

読誦会

などなど。

加えて、相続、お墓、葬儀などのご相談もお任せください。

終活で人生を豊かにするお手伝いをさせていただきます。